ブログ

ブログ 10 NOV

ブログ 10 NOV

2017年 11月 10日

今季のテーマ  雑 - ざふ -

  骨董の世界でも、近年の中国資本の影響には驚くべきものがあります。反発と迎合とが交錯する状況の中、全体的に価格が押し上げられてしまったことは事実です。個人的には、大切にしてくださる収集家の手元に届くのであれば構わないのですが、こと日本のものに限っては、できれば日本にあってほしいと思う気持ちもあります。例えば、この花瓶の技法。現在、この手間暇と時間をかけた手仕事で同じものを作成するとしたら、職人さんの熟練に要する時間も含めて、とても採算の合うものではありません。技術のみならず、時代や経済の状況まで、様々な条件の交点に生まれたものです。近代日本産業史の最も美しい遺産のひとつ、そんな表現が浮かびます。

商品番号 1317    流雲盛上花瓶    高さ  24.3 cm   胴径  14.0 cm

ブログ 20 NOV ブログ 30 OCT
34 of 70