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ブログ 30 SEP

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2017年 9月 30日

今季のテーマ  雑 - ざふ -

 今日のように、ありとあらゆる甘いものが簡単に手に入らなかった時代には、トレイに並べられたキャンディーの鮮やかでとりどりの色彩は、夢のような特別な時間を象徴するものでもあったでしょう。子供たちにとって、赤はイチゴ、黄はレモン、緑はハッカなど、視覚と味覚を結びつける、当たり前なのだけれど、よく考えてみると不思議な感覚を学ぶ機会だったようにも思います。英国式のお茶会の習慣のない日本では、もちろんこうした器に需要はありませんでしたから、当時の日本製のキャンディー・トレイは専ら輸出用。決して自分たちでは使うことのないものを、買い手のニーズに合わせて作るのですが、そこに日本の、また東洋的なモチーフをあしらうことは、果たして先方の希望だったのでしょうか、はたまた作り手の発想だったのでしょうか。

商品番号 1101  牡丹文キャンディー・トレイ    径  22.2 cm  高さ 5.4 cm

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