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ブログ 10 MAI

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2017年 5月 10日

今季のテーマ  急須の二言、土瓶の三言 

 レオス・カラックスの「ボーイ・ミーツ・ガール」という映画に、こんな場面があります。少年が老女とお茶を飲むのですが、それは彼女のカップ。しかも縁が欠けています。間接キスをしたくない少年は、わざと飲みにくい欠けた部分に恐る恐る口をつけ、それを見た彼女は一言、「欠けた所から飲むのって、素敵よね」。彼女もそこから飲むのが好きだったと知って少年は愕然とする、という挿話です。

 ティーセットなどは、完璧に揃った状態で残るとは限りません。こちらのポットも、カップやクリーマーなどが欠けています。ところがハンサムな絵付けが捨てがたく、思わず連れ帰ったものです。やはり、和洋折衷はこれらの陶磁器の魅力の原点。「欠ける」という動詞から、今回は連想の赴くままの内容でした。

商品番号 1108   花鳥文ティーポット  高さ 19.0 cm  胴径 10.8 cm  蓋径 7.8 cm

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