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2017年 4月 30日

今季のテーマ  急須の二言、土瓶の三言 

 さて、こちらは色々と問題のある土瓶です。同工異曲の様々なバージョンを俯瞰すると、最も古いものは大正時代、最も新しいものはオキュパイド・ジャパンの時期と、ほぼ40年の長きに渡って作られ続けたものなのですが、元になったオリジナルがどれなのか、未だ辿り着けずにいます。象の長い鼻と注口という形態は分かりやすく、乗り物として飼い馴らしているアジアのイメージからしても、西欧への輸出品として丁度良いモチーフだったのでしょう。蓋のつまみになっている人物は、象使いの場合も、仏陀らしき像の場合もあります。もしかしたら普賢菩薩像に依るのかもしれませんが、畏れ多くも指でつまむという発想は...。どなたか起源をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご一報いただければと思います。

 待ちわびた、今ひとたびの春。思う限り、楽しんでいる毎日です。

商品番号 1102   象型土瓶  高さ 13.6 cm  蓋径 5.0×6.8 cm

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