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ブログ 10 DEC

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2016年 12月 10日

今季のテーマ  寿(ことほ)ぎの 

 源氏物語には、和歌をしたためた扇が何度か登場します。大切な人の直筆の言葉を折り畳んで携帯できる上に、色や絵柄、薫きしめた香りにまで意味や思いが込められているのですから、これほどの通信手段は滅多にありません。今日では差し詰めスマホということになるのでしょうけれど、その比で無いことは火を見るよりも明らか。こればかりは「退化」を託(かこ)つ次第です。

 竹籠の上に敷かれた扇に、梅が枝と蝶、蜻蛉が散りばめられています。型で作られたものの立体表現は、微細な部分にこだわったものだけではなく、色彩の配置の妙を一目で印象づけるような作品にも向いています。

商品番号 1109 : 扇文皿    径 22.3 cm

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